東北福祉大学・小野木弘志准教授による教育講演「食とくすり・病とくすり」が山元町で開催されました
2023年 09月 08日
8月26日(土)、NPO法人 亘理山元まちおこし振興会の主催、山元町教育委員会の協力のもと、山元町防災拠点・坂元地域交流センター「ふるさとおもだか館」の防災研修室において、東北福祉大学健康科学部保健看護学科の小野木弘志准教授による『「食とくすり・病とくすり』くすりと健康について考えてみよう!』と題した教育講演が開催されました。
講演会には亘理・山元町地域住民49名が参加しました。講演でははじめに、山元町の特産野菜「伊達むらさき」に関する小野木准教授の研究が紹介されました。
山元町の特産野菜「伊達むらさき」に関する研究の紹介
講演では、普段食べている食品の栄養素が体の中でどのように利用されているのか、また、その栄養素がどのような医薬品に応用されているのか、参加者にクイズ形式で説明されました。クイズの答え合わせをすると、参加者から「あのCM等でよく聞く成分か」「化粧品のあの成分か」などの声があがりました。
普段食べている食品の栄養素の説明 サバの写真は小野木准教授の釣果だそうです
講演の後半は食に関連する病(やまい)と、病に用いられるくすりの話がありました。
講演後の質疑応答では、参加者より「目からうろこでした。このようなことを学んでいる学生がうらやましいと思いました」「サプリメントは効果があるのか」「お酒はどのくらいなら飲んでも良いのか」などの質問や感想が寄せられました。
食べ物からくすりまで、盛りだくさんの講演内容でした
小野木准教授は2017年より山元町におけるさまざまな調査研究を開始し、2023年5月からはNPO法人 亘理山元まちおこし振興会の顧問として、社会活動に取り組んでいます。