「金時草」試食会開催しました。
2012年 06月 27日
11:30~13:00
於:山元町真庭区民会館
金時草の試食会を開催しました。
金時草とは

葉の表が濃緑色、葉裏が赤紫色でコントラストがユニークな金時草は熱帯アジア原産のキク科の多年草です。江戸時代に中国から渡来し、熊本県水前寺町で栽培されたことから「スイゼンジナ」の和名があります。これが石川県金沢市に伝わり、加賀野菜の一種になりました。沖縄県では「ハンダマ」と呼ばれます。ゆでるとぬめりが出て、ワカメのような食感になります。カロテン、ビタミンC、カルシウムやカリウムが豊富です。
(NHK出版 web みんなの趣味の園芸から引用)
この野菜、宮城県では苗などは売られているがあまり出回っていない事と健康に良いところに着目して山元町の特産に出来ないだろうかと昨年から試験栽培を行ってきた。いよいよ収穫時期となりまず私たち自身で試食し食材としての研究を行うこととした。

メニューは、てんぷら、酢の物、味噌和え、金平、サラダ、おにぎり、お吸い物、和菓子、などなど
会員の反応はほとんどが美味しいとの評判だった。特に、色鮮やか、触感が良い、くせがない、などの感想でした。また出されたおにぎりは鮮やかな紫色で食欲がそそり酢飯になっていて大変美味しかったと評判でした。パスタにも良いのではとの意見も。

以上のように確かな手ごたえを感じました。栄養価の点からも、いわゆる健康に良い夏野菜といったところでしょうか。

今後の課題としてはいかに普及し生産者を確保するかだと思います。今後は試験的に販売も計画中です。