平成22年度バイオマス・エコタウン部会第1回活動報告
2010年 05月 07日

マッシュルーム栽培への事前調査
4月28日(金)午後4時から同じ地区内の阿武隈環境㈱の堆肥つくり工場を阿部社長の案内で見学しました。
見学メンバーは星辰夫、菊地八朗、緑川秀雄、千石信夫、岡本憲明の5名
まず、約30mのトンネル式の第1次醗酵レーンを見学しました。水分調整材を投入したのち毎日2回切り返しをします。第1次醗酵工程として30日掛かるそうです。
次は高さ3~4mに積み重ね15日間寝かせます。これを第2次醗酵工程と称しています。この後ふるいにかけて有機堆肥として出荷されます。投入から出荷まで45日掛かることになります。
この時期、春の種まき期に入り、受注が多く生産が間に合わない状況とのことでした。
この後5時半から近くの集会所にて、阿部社長から堆肥つくりのノウハウをいろいろ教わり質疑しました。御蔭様で大変勉強になりました。
実は馬糞堆肥つくりについては、これまで文献やマッシュルーム生産会社の資料や、個別の見学会など何回か行われています。教科書的なものは理解しているつもりでも、季節〃の外気温度や湿度そして使用する装置などの違いにより、体験的なノウハウがあり、やってみないと分からないところが沢山あることがわ分かってきました。
(バイオマス・エコタウン部会 岡本)