本年もどうぞ亘理山元まちおこし振興会をよろしくお願いいたします。
新年を迎え当法人の近況をご報告させて頂きます。
特産品・ブランド開発事業部門で、本年は「伊達むらさき」生産出荷開始されてから3年目になります。昨年は河北新報、NHKTVとラジオ、仙台放送、など様々な方面で取りあげられPRさせていただきました。さらには宮城県が発行している「みやぎの輝き食材カタログ」で今後注目のみやぎの輝き食材として掲載されました。お陰さまで「伊達むらさき」の名称が広く認知されてきているところです。
生産者の皆さんやJaみやぎ亘理さん全農みやぎさんのご協力をいただき生産販売量は順調に増加しており、初年度実績約0.7t、昨年度実績2.5t、今年の目標量は5tに設定させて頂きました。この事業は、基本的には大規模農業には向いておりませんが、小中規模そして兼業農家の皆さんが、夏場の既生産品種より条件的に有利な山元町特産作物として推奨させて頂いているものであります。市場の方からは品質は良く販売しやすいと好評価をいただいておりますが、当然のことではありますが生産量の確保と安定供給が条件となります。今年はさらに生産者を募集し生産量をめざしてまいります。と同時に地元でも普通に食卓に登場する食材となるよう普及活動も考えております。皆々様のご支援とご協力をお願い申し上げます。
当法人としては更に、あらたな特産品の開発を推進中であり山元町の活性化を目的に活動してまいりたいと考えております。
次に、被災者支援事業として農と福祉の連携による能力活用モデル事業について仮設住宅のお住まい皆様と一緒に真庭地区の畑において農作業、収穫などを行い主に高齢者の生きがいつくりと住民交流を目的におこないました。
この事業につきましては昨年、興洋グリーンハウス株式会社代表取締役小西春男様より深いご理解とご賛同を賜りビニールハウス1棟ご寄付頂きました。我々の活動にとって大変ありがたく心から感謝するものであります。この場であらためて御礼申し上げますとともに皆様にご報告を申し上げさせて頂きます。今後も被災者の皆様に寄り添って、喜んで頂けるような活動をしてまいりたいと考えております。
次に人材活用支援事業の「何でも手伝い隊」では、町内の草刈り作業や伐採作業などを継続して活動し町内の人材活用を推進しております。
最後に、今年もその他、文化スポーツ事業につきましても、引き続き、山元町新たな歴史掘り起こし、古民家の活用、トレーラーハウスの活用など様々活動を推進してまいりたいと考えておりますので本年もご賛同ご支援くださいますようよろしくお願いいたします。
平成27年1月6日
理事長 千石信夫